明治安田生命マイハピネス2012 佳作受賞いたしました。
私がめざすべき写真は、マイハピネスに出ているような写真。
撮影者が、被写体の空気と同化している写真。
だから、入賞を聞いたときはとってもうれしかったです♥
総応募点数は71,802点だそうです。
かなり、痛々しい写真を、選んでいただいてびっくりと同時に感謝です。
ありがとうございます。
父は丁度、この1ヵ月後に亡くなりました。
孫にあたる甥っ子を父はかわいがっていました。
上の写真の数コマ前、父は泣いていたのです。
父の涙を見たのは、今回が初めてです。
私たち家族は、父の生の残りの時間を、告げるべきだったのでしょうか。
それを、いまだに私は考えてしまいます。
でも。
父は何もかも、分かっていたのかもしれません。
フォトフレームが送られてきました。
TV CMで流れている小田和正氏の「たしかなこと」のオルゴールが流れます。
改めて、この歌詞を味わっていたら
すごいシンクロして、夜中に大泣きしてしまいました。
以前、父に「私のことなんて、全然考えてくれてない」
なんて言葉を言い放ったことがありました。
その時父は「それは違う」と本気で言っていたことを思い出しました。
今は、父がどんなに私たちを愛していて
それだけのために生きていたか、
その愛の大きさを感じています。