「ボランティアが足りない」と聞くと、家に居るのが申し訳なく
そわそわしてしまう感じなのですが、
鉄道写真家の広田泉氏は、初動から既に現地入りしている様子です。
私も過去に豪雨ボランティアで泥のかき出しなどをやったのですが
それは、それは。
自己満足なのかもしれませんが、
達成感というのか、何ともいえない感覚。
現地の人たちや、ボランティア仲間との交流も他では味わえない感覚です。
土砂にまみれた家財を、ひたすら運んだり、洗ったり、泥をかき出したり。。。
被害に遭われた方との交流がぐっと胸にせまります。
そして、また無心になって作業をする。。。
泥まみれだけど、これまでの人生観ががらりと変わる経験を
させていただきました。
✿ 2年前の今頃。会津の豪雨ボランティアをしたときのことを書いています。
⇒ボランティアレポート
ぜひ、みなさまも。
はじめてなのに、一人で行くのは不安・・・というのも そのお気持ち、よーく分かります。
でも、段々民間支援のノウハウが確立しつつあるようで、
現地ボランティアセンターの人たちは、すごくいい雰囲気のようです。
✿ 雫石社会福祉協議会 ボランティア募集
豪雨浸水1078戸 住宅12戸損壊
2013年8月13日 読売新聞 岩手
県央地域を襲った9日の豪雨は、住宅12戸の全半壊(一部損壊含む)や1078戸の浸水など被害状況が明らかになりつつあるが、全容の確認にはなお時間がかかりそうだ。盛岡市など3市町は、復旧作業のボランティアを募集している。
県災害対策本部の12日午後3時現在のまとめなどによると、住宅は全壊3戸(盛岡市2、雫石町1)、半壊や一部損壊9戸(雫石町6、盛岡市2、滝沢村1)。床上浸水は270戸(紫波町110、矢巾町91、雫石町47、盛岡市16、花巻市6)、床下浸水は8市町村808戸に上った。
避難勧告が盛岡、花巻、矢巾、紫波4市町の1580世帯3352人(人数調査中の矢巾町は除く)に発令され、7市町村の約600人は自主避難した。盛岡市と雫石町の9人は自主避難を続けている。
雫石町など3町の82戸で断水し、うち1戸が未復旧。盛岡市など5市町では最大4108戸が停電し、同市の一部14戸は安全が確認できていないとして東北電力が送電を見合わせている。
水田や畑の冠水は花巻市など10市町の858ヘクタールに及び、農地ののり面崩壊や土砂流入も394か所を数えた。道路では、国道46号をはじめ16路線21か所が一時通行止めとなり、県道盛岡鶯宿温泉線など4路線6か所で継続中だ。
JR東日本盛岡支社や県内の鉄道各社によると、12日までの4日間の運休は7路線373本で、影響人員は少なくとも5万4000人。JR花輪線は13日から一部区間で運転再開するが、秋田県内の鹿角花輪―大館駅間は再開の見込みは立っていない。
秋田新幹線は12日から運転再開、盛岡駅は朝から帰省客や通勤客で混雑した。始発に乗り込んだ秋田市の会社員中島沙耶さん(23)は「今から会社ですが、始業時間には間に合いそうにありません」と苦笑いだった。
一方、盛岡市の谷藤裕明市長と雫石、紫波、矢巾の3町長は12日、県庁を訪れ、激甚災害指定や特別交付税による財政支援を国に働きかけるよう求める緊急要望書を達増知事に手渡した。雫石町の深谷政光町長は「3日間かけても、まだ(被害状況が)分からない」と訴え、知事は「市町村、県、国が一体となり、被災者に寄り添いながら復旧を進めていく」と応じた。
◇ボランティア「足りない」
床上浸水した雫石町上野の民家では12日午後、千葉県からキャンピングカーで駆けつけた写真家広田泉さん(44)ら7人が泥だらけになった室内の清掃に汗を流した。盛岡、雫石、矢巾3市町はボランティアセンターを設置して働き手を募っているが、雫石町では29件の作業要請に対し、登録は21人。広田さんは「まだまだ人が足りない」と幅広い参加を呼びかけた。
ボランティアセンターは、盛岡市(019・689・3711)、雫石町(019・692・2230)、矢巾町(019・611・2840)。
(2013年8月13日 読売新聞)