『10年家族を撮ってきた出張カメラマンの会』行ってきたよ。

10年家族を撮ってきた出張カメラマンの会

「10年家族を撮ってきた出張カメラマンの会やるよー」というお誘いを受けて、
なにそのタイトル。そのまんまで 面白すぎるwwwと思った。

はて。私は一体、会社員やめてフリーになって何年なんだ?
と、数えてみたら14年!

14年前の当時「出張撮影」という文化がまだ浸透していない日本。

海外で触れたヨーロピアンの「記念日ではないドキュメンタリー写真を販売する」
という文化に衝撃を受けて、
日本でこのスタイルを広めたい!と確信した私は、
あっさり正社員を辞職し、日本脱出。
イギリス系のドキュメンタリー撮影会社の門をたたいたのでした。

帰国後は、とにかく、手探りでずっと街スナップを撮っていました。
人物を。見知らぬ人々を。ひたすら。
頼まれてもいない人物を撮るのです。

これ、肝が座ってないとできない。
究極の人間力が問われる作業。
だけど、先輩方々は、それをやってのけてた。
そんな先輩の背中を見て学ぶ毎日。そこからのスタートでした。

フリーになったもののカメラでは食べていけなくって
またちょっとOLで働いたりして紆余曲折が半端ない。

OLに戻った時は、とりあえず会社へ行って真面目に働いていさえすればお金がもらえる。
「ああ、なんて会社員って楽なんだろう」と思ったりした。

そしてまたお金がたまると、後ろ髪をひかれながらも、荒波の世界にまた飛び出す。。。
一匹狼で出張カメラマンとして活動していくのでした。

「写真で食べていける」実感が湧いたのは10年超えたくらいだったと思う。

そんな折、
家族写真の出張撮影をフリーでやっている光家さんから
「みんなで集まりませんか?」と声をかけていただいたのです。
2015/7/16の日記「出張撮影を愛するカメラマンの会」@東京・渋谷 行ってきました

フリーランスが横でつながると、こんなにも世界は広がるものなのかと思った。
ある映像会社の社長さんが言ってたっけ。
「一匹狼であるクリエイターは、横とつながって束になって闘え」と。

ほんと、そうだ。
横のつながりの、ありがたさよ。

「仲間ができたという心強さ」を知った3年前。
そして10年超えのメンバーが集まったこの日、
確信したのは、それぞれ個性のあるスタイルに差異はあっても
出張撮影にかける熱い想いみたいなものを、それぞれ持っている・・・ということでした。

それが、確認できてうれしかった。

家族写真の出張撮影 市場は、いまや戦国時代

さて。

去年あたりから出張撮影を取り巻く環境が変化してきています。

✓ ブライダルカメラマン、広告カメラマン、建築カメラマン、スタジオカメラマン。。。
それぞれのフィールドで活動してきた凄腕カメラマンが「家族写真」市場に流れてきた。

✓ もっとゆるく安価で撮影するという「ママカメラマン」の出現。

✓ 20代の若いフリーカメラマン集団の出現

✓ Instagram からの流れで 仕事にしていく個人層

✓ 大手スタジオや企業の資本が、ついに出張撮影業界に進出。マッチングサイトが10社弱 出現!

✓ それにより、平日はサラリーマン、土日は家族写真を撮る「週末カメラマン」の出現

などなど。。。

家族写真の出張撮影 市場は、いまや戦国時代(笑)

地道に家族写真を専門に撮ってきた出張カメラマンは今、とても複雑な思いをかかえていると思います。

(個々が何年もかけて大切に大切に温めてきた出張撮影というビジネスモデルを、
ごっそりと持っていかれた感 半端ない)
そのモヤモヤした気持ちをかかえているまま集まると、ただの愚痴の会になってしまう。

でも、この集まりの発起人の光家さんは、
「皆さんと愚痴りたいわけではないです\(^o^)/
もちろん、何か一つの方向性を議論したいというようなことも無し。」

って 初めに言って集合をかけたのです。
もう、そこが光家さんのすごいところ。
決して毒を吐かない。絶対に悪口言わない。
そーゆーとこ、リスペクトだわー。

「どうしたら 出張撮影という業界を、もっとよくできるのかな」って語り合ったりもしたけれど、最後はゲラゲラ大笑い。

ま。とにかく本当に酸いも甘いも。。。を味わってきた者 同士
一緒にお酒が飲めることが この上な幸せ♡で、
繁忙期直前の夜を、ひたすら謳歌する私達なのでした。

光家さん、素敵な企画をありがとうございます!

でもやっぱり、啓蒙活動は必要かも。特に神社での七五三 出張撮影

例えば七五三の出張撮影。

ここまで 新規出張カメラマンが増えると
「神社で初めて出張撮影するカメラマンの方へ」
というような啓蒙活動が必要なのかもと思ったりしているのも事実です。

このままいくと「出張カメラマンはマナーが悪いから出入り禁止」という神社が
出てきてしまうことになりかねない。
それはみんな共通して危機感として持っています。

例えば、、、。
神社境内の地ベタで腹ばいになってアオリで撮影しているカメラマンを見かけます。
→→ これ、やめたほうがいいです。

公園などだったら私も腹ばい やりますが、神社ではNGですよー。

こういうのって、一概にマナーが悪い
というわけではなく、単に「知らないだけ」だと思うから。

そんな、「神社撮影 特有の暗黙のルール」みたいなもの。

どうしたら神社様も、私たちカメラマンも、お客様も
WIN-WIN-WINな世界を構築することができるのか。。。

そういうの、業界全体として共有できたらいいな・・・って、
10年超えのカメラマンさん達は共通して思っていて。。。

そういう座談会みたいなの・・・

実現しそうな感じですよ。今度のPHOTONEXTあたり。

この会に、PHTONEXT主催している株式会社プロメディアの方も取材にいらしてたし♪

あ。お酒の席だからホントかどうかわからないですけど。
期待しないで期待してますー

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