『ポートレイト』とは、Wikipediaによると
「人物を撮影した写真作品のこと。ポートレートとも呼ばれる。」とのこと。
では、「ナチュラルポートレイト」とは何でしょう?
- 「ナチュラルポートレイト」とは
- 人物撮影は、通常目線を合わせ、ポージングを決めて撮影するのが王道ですが
しいれいphotoでは敢えて目線にはこだわらず、
ポージングも特に指定せずに、
カメラマン主体ではなく被写体主体の動きの中で人物を撮るという手法です。
・・・と、自分で勝手に定義してみた(゚∀゚)
例えば、子どもだったら 自由に遊ばせて
私が子どもの動きに合わせて撮る。
怒った顔も、泣き顔も、全て。
フォトグラファーになる前の私はごく普通の会社員でした。
6時定時に仕事を切り上げ、
会社の外へ一歩出たら、仕事のことは忘れプライベートモードに切り替える。
休日は、どこの海へ潜りに行こうかと
そんなことばかり考えている毎日でした。
そこから、フォトグラファーへ転身。
写真学校を出たわけでも、
スタジオで働いたという経験もありません。
だから私はカメラの知識ゼロ。
基礎も、ルールも、持ち合わせていませんでした。
今、学校写真(幼稚園・小・中・高校)の撮影をする機会があり
そこは、撮影上の制約や掟みたいなものが存在することを知りました。
人物の頭を切っちゃいけなかったり
露出も暗すぎたり明るすぎたりするのはNG。
ストロボで、くっきりはっきりと写っているのが正解とされます。
今までの私の写真は真っ向から否定される世界なのです。
その世界は、今まで自由に撮っていた私にとって
とてもとても苦しかったりします。
「写真としてなっていない」と、言われ続けているから
このままこの世界に居続けて軌道修正した撮影をしていたら、
私はつぶされてしまうかも。
と思ったりもします。
「どんどん、つまらない写真になっていくよ。
そして、戻れなくなる。」
と、鉄道写真家の広田泉氏にもアドバイスいただいたりもしました。
いろいろ、いろいろ考えました。出た答え。
もしかしたら。
写真のことを何も知らないことが、私の強みなのかも。
写真の世界のタブーを知らずに自由に撮っていたから
新しい独自の路線を撮ることができるって。
それだったら。
自分でしっかり意識して守らなくっちゃ。
私は私の写真の世界を大切に貫いていきたいなって
思っています。