写真家 山岸伸の背中

このとき、山岸氏はどんな思いだったのだろう。
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                                                                     今まで撮ってきた写真を処分する山岸伸氏。
一度、山岸氏とお話しする機会があった。
初対面の私に、白血病で残り時間が少ないことを教えてくれた。
自分の病気のことを人に語るということが、どれほど辛いのか、
その痛さが、今の私だったら良く分かる。
そして、写真の持つ力について、
「写真の力はすごいよ。60年かかって気づいた。」
と語った。
「いいもの見つけたね」
この年で、写真をめざすという私に、こうも言ってくれた。
その時間を私の宝としてしまっておこう。
そして、今度またお会いできる時まで
私も真剣に、写真と向き合っていこうと思う。

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