先日、えのフェス撮影ツアーの日記を書いたのですが
その流れで講師だった広田泉氏のブログなどを見ていたら写真展をやっていて
そのラストがなんと翌日までと知り、銀座へ慌てて行ってきました。
写真展では、写真家がそこに居ても、話しかけずに、
静かに見て静かに帰っていく
というスタンスだったのですが 今回はめずらしく
いきなり広田泉氏に「写真集のゲラ見る?」
と聞かれたので思わず「見たい見たい!」
って友達のように回答(゚∀゚)
そのノリで、1ページ目を開いた時に
がつーん
とやられた。
涙が出た、というよりも、
涙が「勢い良く飛び出して」 きた・・・のです。
その写真集はてっきりスイスの写真だと思いこんでいたのですが、
東日本大震災で被害にあった写真たちでした。
▲写真ゲラを見て衝撃を受けてる私。。。
今まで、震災の写真はこれでもかというくらい見てきて、
その度に涙することがたくさんありました。
でも、今回は違った。
悲惨だから涙が出てきたのではなくって。。。
なぜか撮り手の悲しみが
一気に伝わってきてしまって
どうしようもなかった。
それはもう、本当に不思議な体験だったのです。
涙目で写真をお願いしました。 てんぱってます。ぶれてます。
▲ 広田泉氏/広田尚敬氏。 写真集『ここから始まる』のゲラと
後から、この写真集の想いを知りました。
やっぱり、そうだったんだ。
やっぱり、魂が熱いから、あの写真を撮ったのだと、
納得しました。