シニア|長寿祝・生前遺影

篠山紀信展~後世に残る写真

篠山紀信展。
後藤繁雄氏(編集者/本展企画者)×篠山紀信氏の
トークイベントに行ってきました。

★exh145

トークで、篠山氏が語った言葉が印象的でした。
大原麗子の写真もジョンレノンの写真も、
撮った直後に亡くなった。

自分が撮ると遺影になる。
篠山が撮ると縁起が悪いってことになるから
とジョークをとばしつつ。

「でも、写真家とはそういう瞬間に立ち会う宿命だということ」
という言葉。

展示会について GOD:「鬼籍に入られた人々」より
展覧会は既に亡くなった人々の面影から幕を開けます。
被写体は誰もが知っている有名人。
いずれの被写体もすでにこの世にはいないものの、
篠山の写真のイメージによってその面影が鮮烈に浮かび上がります。
篠山は、写真家は往々にして「時の死」の立会人だと言います。
それはみずからの活動を省みての発言であると同時に、「写真」というものの本質
─ 撮られた瞬間から「過去」のイメージであることを宿命づけられている ─
についての洞察と言えるでしょう。

篠山氏が撮ったから死んでしまう
という縁起が悪いものではなくて
もしかしたら。

魂が、「記録して。後世に残るような写真を残して欲しい」
と言って篠山氏を選んだのかも。
と考えてしまいました。

私も、遺影を撮るようになって
「生前から遺影を撮るなんて縁起が悪い」
と思われる方もいると思う。
でも、これは「お役目」だと思ってる。
勝手にね。

しいれい とは【see 見る】と【光を意味する ray】で 被写体の「光を見る」達人になりたいという想いから。ビデオグラファーの経験を生かしたドキュメンタリー撮影技法で、自然な表情を切り取るナチュラルポートレイトの提案をしています。「光=真のあなたの魅力」を写真を使ってお伝えします。

【受賞歴】
・エプソンフォトグランプリ入賞
・三渓園フォトコンテスト入賞
・Photoback for Biz Award(アルバム制作)金賞
・明治安田生命マイハピネス 8回受賞&CM採用

しいれい プロフィール詳細≫≫★
https://seerayphoto.com/about-seeray

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