本日『着物de撮影会@古民家』ご参加ありがとうございました。
こちらの写真は三渓園で今、特別公開している聴秋閣です。
撮影会がはじまる前のロケハン時に撮りました。
光、げっと!!
一瞬、ほんの一瞬 光が射していたのです。
数カット撮ったら、もう曇ってその後は雨でした。
風景写真も、スポーツやこども写真のように
一瞬のシャッターチャンスをねらう心構えが必要なのですね。
この一枚が教えてくれた気がしました。
そして撮影会。
3名様とも、三渓園は初めてだそうで
「こんな場所、あったの知らなかった。
遠くへ旅行に来たみたい~」と感激されていました。
私も、今日の三渓園には感動しました。
もう、三渓園 サイコー。
ただ今、特別に古建築と、それに続く遊歩道が特別公開されています!
《紅葉の古建築公開》
*聴秋閣 ちょうしゅうかく (重要文化財)
建築:江戸時代初期 元和9(1623)年、移築:大正11(1922)年
徳川家光が将軍宣下を受けるにあたり上洛した際、京都二条城内に建てられたと
伝えられ、のちに乳母の春日局(かすがのつぼね)が所持したといわれる。
三つの屋根を組み合わせた形状から、かつては“三笠閣(みかさかく)”の
名で呼ばれ、内部にも変化に富んだデザインが見られる。
*春草廬 しゅんそうろ (重要文化財)
建築:江戸時代(小間)、広間の部分は三溪園移築後に増設、移築:大正11(1922)年
京都宇治の三室戸寺金蔵院(みむろとじこんぞういん)にあった茶室で、古くは
“九窓亭(くそうてい)”と呼ばれ、織田信長の弟・有楽(うらく)の作ともいわれるが、
確証はない。
四畳に満たない小さな空間ながら、九つもの窓がリズミカルに配されているのが
この茶室のみどころ。
雨の三渓園も、しっとりと いい感じです。