野毛の夏祭りでした。
今年は、お声掛けいただき
お手伝いに参加させていただきました。
実は母が亡くなって
あまりにもつらくて
ご近所の方へそのことを告げることができずに
はや3年が過ぎてしまっていていました。
今回、お祭りがきっかけで
野毛のみなさまにそのことを
ようやくお伝えすることができたのです。
神酒所にも入らせてもらって
父と母のことをいろいろ聞くことができました。
私が外国へ飛び回っていたときに
母が私のことを心配していたこと、
これは、初耳でした。
両親は生前、私のやりたいことについては
口出ししないでくれていたから。
淡白な両親だなあって思ったたのですが
実は心配してくれてたんだなあ、
などなど、感慨にひたっちゃいました。
そういえば、父と母は
町のことを
大切にしてたなあ
贅沢もしないで
立派だったなあって。
改めて父と母のすごさに
思いを馳せることができました。
そして、今年もこうして
開催されるのは
地元の方々の尽力の賜物なのだなあって。
今まで自分のことばかりで
地域のことに目を向けていなかったから
見えてなかった部分。
お手伝いをする側に一歩踏み入れることで
見えてきたことが
たくさんありました。
お祭りってすごい。
こうして年に数回、
地域の人達と交流ができるというのは
いいですね。
普段、プライバシー厳しめの所に住んでいて
その居心地良さに慣れてしまったけれど
これって、どうなんだろう
って思うこともあり。
久しぶりの野毛の人情味に触れて
いいなあって思いました。
プライバシー高めの生活
でも、
年に一度、お祭りで地域の人たちと交流する
この絶妙なバランスが最高
って気付いた
今年の夏でした。