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桜木町駅「川村屋」そば店、123年の歴史に幕

桜木町駅「川村屋」

昨日2023/3/31は、建築中ビルの上棟式でした。
参加いただいた友人と別れた桜木町駅で、

「川村屋、ありがとう~」
と、叫んでいる男性がいました。

そっか。今日、川村屋さん、最後日なんだ。

桜木町駅「川村屋」

 

https://seerayphoto.com/wp-content/uploads/2023/04/660px_IMG_20230331_181221.jpg

 

桜木町駅「川村屋」

 

桜木町駅「川村屋」

 

桜木町の街に、123年の老舗店舗がまたひとつ消えていくことが
とっても寂しい。

でも、最後の一杯を、しっかりと味わいました。

食べ終わって、お椀を返した時に
店員さんが私の目を見て「ありがとうございました」
と言った表情が忘れられない。

お店が混み合っていたから、みんなそれぞれお店の人と会話したかっただろうけれど
みんなも気を遣ってか、食べたら直ぐに席を譲っていました。

会話の代わりの、その数秒間もの 目と目の会話。
ぐっと くるものがありました。

お店をたたむことの重み。
私も実家の店を畳んだ日のことを思い出しました。

123年もの月日、お疲れ様でした。
天然だし、堪能しました。

桜木町駅「川村屋」

桜木町駅「川村屋」そば店、123年の歴史に幕
ヨコハマ経済新聞 20230216

同店は1900(明治33)年に「横浜駅」で、西洋料理店として創業。日本の鉄道は、1872(明治5)年に開業し、当時は初代の「横浜駅」が現在の「桜木町駅」の位置にあった。

2014年にCIAL桜木町が開業するまでは桜木町駅の「駅そば」として親しまれ、CIAL開業時から現在のCIAL桜木町の「停車場ビュッフェ」フロアに入店している。

天然だしを使った手作り汁のそば・うどんを提供。同店のサイトには「明治33年伊藤博文を通じて営業許可を得て開業して以来、桜木町駅と共に歴史を刻んでいる桜木町駅のシンボル的なお店です。天然だしを贅沢に使った『手作り』のお汁が自慢です。出汁取り一筋数十年のおばちゃん達の底力をご堪能下さい」と記されている。

閉店の知らせは店内の各座席ごとに置かれ「諸般の事情により川村屋そば店は本年3月末日をもって閉店することに相成りました」とあり「ここ桜木町駅で明治33年に創業して以来長きに渡り数多くの皆様に御愛顧頂きましたこと心より感謝申し上げます」とも。

知らせとともに置かれた同店の紹介記事には「令和5年は川村屋創業123年の年になります」と書かれている。

営業時間は6時30分~20時(日・祝は7時30分から)。座席数は24席。

2023/8/2 追記です
お嬢様が後を継ぐそうです。ヨカッタ(‘ー’)

しいれい とは【see 見る】と【光を意味する ray】で 被写体の「光を見る」達人になりたいという想いから。ビデオグラファーの経験を生かしたドキュメンタリー撮影技法で、自然な表情を切り取るナチュラルポートレイトの提案をしています。「光=真のあなたの魅力」を写真を使ってお伝えします。

【受賞歴】
・エプソンフォトグランプリ入賞
・三渓園フォトコンテスト入賞
・Photoback for Biz Award(アルバム制作)金賞
・明治安田生命マイハピネス 8回受賞&CM採用

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