今年の10月は雨ばかりで、ドキドキでした。
今シーズンは雨でも七五三を決行したり、
美容室から何から何までリスケジュールしたりで
お客様にとっても、私自身にとってもたいへんな幕開けとなりました。
さて。11月に入りそんな雨も明けて
今日は秋晴れの中、7歳の七五三撮影1時間コース@東京大森 でした。
車中から、「しいれいちゃーん」って手を振ってくれてありがとう。
お着物はママが七五三の時に着たものを引き継いで
手結び帯です。
着付はいつもの着付師さん。
今回は撮影中、アテンドもしていただきました。
着付師さんがアテンドしてくれるのは本当に心強い!
「七五三出張撮影に着付師アテンドは必要ですか?」
・・・というご質問を受けます。
私は自信を持ってYESとお答えしています。
しいれいフォトではかなり動きのある撮影をしていきます。
撮影中、お着物の乱れがあるとき、
気づいていても撮影を続行する時と、
撮影を中断して直す場合と両方あります。
今、撮影中断しちゃったら
この表情は もう撮れないなっていう時は続行するし、
お子様が安定している時、
中断してもテンションが続く時
かなり大胆に着崩れている時
・・・などは、カメラ構えていて あとはシャッター押せば終わりだけれど一度中断。
走り寄って直しを入れて、
撮影位置に戻り
シャッターを押す
という一連の動作を入れる場合があります。
この二つの選択判断。
どちらも微妙な究極の選択です。
でも着付師さんがいることで、その「微妙さ」が解消されるんです!
目で合図すれば、ささっと直しを入れて
素早く引いてくれる
・・・この、ありがたさよ。
それは単に時間的なロスがなくなり
納品カット数が多くなる!というメリットだけではなく
作品内容にもその威力は大いに発揮するものだと感じています。
お着物やヘアのことは着付師さんに見てもらって
私はひたすらご家族の「表情」に集中できるからです。
お子様の表情ピークは本当に一瞬で終わってしまうのだな
ということは 痛感してます。
何度、くやしい想いを味わったことでしょう。
「もう一回、それやって」と言っても絶対に無理(笑)
「今、これを逃すともう撮れない」この想いは、大人の撮影よりも
子ども撮影ほど、多く出くわします。
着付師アテンドの威力は、動きのあるお子様撮影ほど、発揮される!
わけなのです。
今まで「着付師アテンド」は婚礼撮影の場合が中心でした。
七五三ロケーション撮影がメジャーになる中で
「着付師アテンドがデフォルト」になる日も
近いのではないかなと感じています。
2016年度からはじめた 着付師出張サービス。
七五三って、美容師、着付師とのやり取りも
重要なお祝いの一部だったりします。
着付・髪結いにも、ドラマがあって、そこにストーリーが宿ってる。
着付師とフォトグラファー(+フラワーデザイナー)
が一緒になってお祝いをするというこのスタイル。
最近はそれが確立しつつあって なんだかうれしい!
ぜひ着付師アテンダントも選択のひとつに入れてみてくださいね。
オプションでお付けすることが可能です。
さて。この日の撮影に話を戻しますが。。。
お着物、本当に素敵でした。
やはり、正絹のお着物は何年経っても素敵ですね。
絹の独特の繊細さに惚れ惚れします。
母から子へ、お着物を譲り渡すという
七五三の日本の文化に、改めて感動します。
そして、このポックリ。
1時間の撮影中、ずっと普通の草履に履き替えることなく
このポックリで過ごしたのはすごい!
ぽっくり【木履】
少女がはく、台が前のめりで後ろが円く、底をえぐった下駄。多く、黒または朱のうるし塗り。
これって、少女特有スペシャルなのですね。
この時期しか履くことができないぽっくり。
チャレンジしてみるのもいいかもしれません。
以前ぽっくりを着用したお客様の写真です。
※ 着付師アテンド派遣は、しいれいフォトの着付師&美容師派遣をご依頼された方のみ
ご利用できるオプションサービスとなっています。
まずは、『出張撮影お見積』フォームよりお問い合わせください。