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映画「ひろしま」@広島~10/21

映画:被爆直後の「ひろしま」描く 半世紀経て“原点”で公開--きょうから /広島
◇きょうから中区「八丁座」
原爆投下8年後の1953年に公開され、被爆直後の広島市民の苦悩を描いた映画「ひろしま」(関川秀雄監督)が1日から、中区の映画館「八丁座」で上映される。公開当時、広島で初めて上映されたのは、現在の八丁座の位置にあった「福屋劇場」。半世紀以上を経て、“原点”の地に戻ってくる。【寺岡俊】
「ひろしま」は、原爆の惨劇を体験した少年少女の手記「原爆の子」が原作。物が手に入りにくい時代、地元教諭らが中心となって制作費を集めた。エキストラとして市民約9万人が参加。被爆者も少なくなかったという。55年のベルリン国際映画祭で長編映画賞を受賞したが、日本での知名度は高くない。制作当時、大手配給会社から配給を拒否されるなど、小規模上映となり、「幻の映画」とも言われている。
公開に先立つ30日、「ひろしま」の監督補佐だった故小林大平さんの長男で、映画プロデューサーの小林一平さん(64)が記者会見。「再び広島で上映できることに、天国にいる大先輩たちも大変喜んでいると思う」と語った。小林さんは、この映画を世界に広める活動をしている「奇跡への情熱(核廃絶プロジェクト)」の代表。立命館大生の協力のもと、英語字幕版DVDも製作し、今年5月にスペイン・バルセロナで開催された国際平和博物館会議で、字幕版が初上映された。
フィルムは劣化しているため、小林さんは音声や画像を修復し、制作当時の完全プリント制作と、外国語字幕版制作のための募金をしている。「ひろしま」の上映期間は21日まで。
毎日新聞 2011年10月1日 地方版

しいれい とは【see 見る】と【光を意味する ray】で 被写体の「光を見る」達人になりたいという想いから。ビデオグラファーの経験を生かしたドキュメンタリー撮影技法で、自然な表情を切り取るナチュラルポートレイトの提案をしています。「光=真のあなたの魅力」を写真を使ってお伝えします。

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