ムービー撮影から、スチールへと移行して5年。
かつてビデオ撮影セミナーでいろいろなことを教わったり
一緒にロケに連れて行ってもらったり
師匠として拝んでいた能勢広さん。
今はすっかり美術大学の講師や、経堂にある日本ビデオ撮影アカデミー(JVSA)
という学校の校長先生。
今日は、そのJVSAの忘年会でした。
驚くべきことは、プロスチールカメラマンでやっていっている人が
動画もやってみたい!といって入門してくること。
現場でクライアントから、動画も撮ってくれない?
とよく言われるのだそう。
これからはムービーも、写真も両方できることが
当たり前になってくるのかも。。。
iphoneの動画を見て、コメントを入れる能勢広氏。
みんな、熱いねぇ。
福島からわざわざ来た参加者も。
最近の私は、放射能のことについて
目を背けていた。
もう、おなか一杯。
だって、どんなにデモしたって
国や、東電は動かないんだもの。
でも今日、生で福島在住の人から話を聞いて
ちょっと、目の覚める思いをした。
まだ、終わっていない。
今だ子供たちはマスクもしないでそこらへんを
自転車で走っていたりする。
喉が腫れている女子高生を何人も見たという。
そして、この言葉が印象的でした。
「今は‘除染’じゃない。
‘避難’なんです。」
彼自信、ガイガーカウンターを初期に購入し
ものすごい放射能についての勉強をしていた。
未だに、牛乳は飲まない。たとえ北海道産であっても。
車はサランラップで徹底的に外気を遮断。
家も311以降は窓は開けない。
その他いろいろの放射能対策。
今、全国に散らばっている避難している人たちを
また福島へ戻そうという動きがあるみたい。
「福島以外の人たちから、どんどん発して欲しい。
福島は、住むところじゃないって。
福島の農産物は、食べたくないって言って欲しい。
じゃないと、国は動かない。
これは、風評被害なんかじゃないんです。」