師匠より撮影アシスタントのお話をいただきました。
来年の地方ロケに向けて、
「様子見ではなく、これから本格的なリハビリをするように」
というお達しです。
私もそのために、リハビリを続けていたのですが・・・
先日医者から「リハビリをやっても無駄。治らない」という言葉を聞いて
一気にやる気喪失してしまった私でした。
リハビリをすれども すれども
治るどころか、強烈な脱力が全身を包みます。
ちょっと外出するだけで、強烈な疲労がやってきて
次の日は一日中寝たきりになってしまいます。
歩くことも、ご飯を食べることも、お風呂に入ることも
そんな、なんでもないことでも、今の私は一大イベント。
こんな状態だから、ロケの長期撮影アシスタントなんて絶対無理だ
と思った私は、アシスタントの件をお断りをしたのですが・・・・・・・・
師匠からの答えはこうでした。
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田中さん
こんばんは
携帯のメールでも送りましたが、田中さんに医者が何を言ったかは知りませんが
田中さん自身が何かに打ち込む気力がないと、現状は良くならない気がします。
筋肉ではなく、神経系統をやられた人で、回復したケースなんて沢山あります。
どうして、医者に一言、治らないと言われて、やる気をなくすのかが僕には理解
出来ません。
今、めげてしまって、これから先のビジョンは田中さんには何かおありなのでしょうか。
一度 死に損なったのなら、死ぬつもりで治そうとしてはどうなのですか。
そこまで、病気を治す努力をしていますか。
何か甘えていませんか?
誰も助けてはくれませんよ。
地べた這いずっても、僕についてくるという約束は嘘だったのでしょうか。
自分が努力しないと、映像なんて人が見て感動するものは作れませんよ。
これから先、どうしたいのか、言えるものなら言ってください。
努力しても、がんばっても、無駄なことなんてありません。
それは田中さんの努力が足りないだけです。
能勢 広.
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でたー。
鬼軍曹。キビシー。
「地べた這いずって」
っていうのは、このことだったのか・・・
実際、ホントに這いつくばってるし(ToT)
鬼軍曹のことば。
どれもめちゃくちゃ厳しいことを言われてるのに
なぜか
すっごくうれしく、心に響きました。
こんな私なのに見捨てないでいてくれた。
ありがとうございます。
さあて。
明日からまたリハビリ再開。
師匠、
やれるところまでやってみます。