ただ今、デザインの学校に行っています。
もう、それはそれは個性あふれる人たちの集まりでして。。。
自己紹介の時間。
クラスメイトの 話に感動してしまった私。
それは、こんな感じでした。
先日トルコに旅行した。
気球に乗って景色を見たときに、そのあまりの美しさに
カメラを落としてしまった。
仕方ない。
自分はもうあきらめていた時
現地の人が「探そう」
と言ってくれた。
「君がせっかく撮った思い出だから」
と言って。
一通り探したけれど、見つからない。
そのうち、現地の他の人も集まってきて
探してくれた。
結局、なかった。
でも、一緒になって懸命に探してくれた
その気持ちだけで十分だった。
彼らにお礼を言って別れた。
日本へ帰る間際、
一緒に探してくれた人が「カメラが見つかった」と言って
カメラを持ってきてくれた。
見ず知らずの旅行者に、ここまでしてくれて。
そして、私の写真という思い出を、自分のことのように
大切に思ってくれた人がいることに大きな感動をおぼえた。
というお話。
ちょっと、これは打たれてしまった。
彼女が感動したのは、
トルコ人の見ず知らずの人から差しだされたやさしさ。
それと同時に
いや、それ以上に、
人の思い出さえも、自分のことのように
大切に思えるトルコ人の心だった。
写真って、単なるモノじゃないんだ。
お金では換えられない、かけがえのないものなのだということ。
改めて、気づかされた思いだ。