▲七五三出張撮影1時間コース @伊勢山皇大神宮
『家族写真も毎年撮ってますが一度も笑ったことがないです』
↓ お申し込み時にお客様からいただいたメッセージです。
写真をどうしようかネットで探していてたまたましいれいさんのサイトを見つけました。
初めは予算オーバーで考えていなかったのですが、
写真がとても素敵だったので迷い始めました。しかも、初節句の時、娘はよくある街のこども向け写真スタジオで大泣きして
撮れなかったことが蘇り、うちの子はゆったりした気分の方がいいかも
という思いが出て来て検討し始めました。日によって機嫌がいい時悪い時があって、基本的にカメラを向けられるのが嫌いな娘です。
家族写真も毎年撮ってますが一度も笑ったことがないです。
まあ、それもうちの娘かなと最近は受け入れてます。
それでも少しは自由な気分になってくれたらいいな。
実は、このようなお悩みをかかえて来るご家族は本当に多いです!
既に、過去の写真撮影がトラウマになってしまっているから、
3歳ちゃんよりもむしろ7歳ちゃんの方が根深い場合が多い。
既に「写真がキライ」というところからのスタートし、
1時間という時間内で笑顔の写真を撮りきるというのはなかなかシビアなのは確かです。
ただ・・・今回まず、私自身も救われたのは、
「家族写真も毎年撮ってますが一度も笑ったことがないです。
まあ、それもうちの娘かなと最近は受け入れてます。」
というママさんの一言。
このようにママさんが受け入れているかいないかで、
力の入り具合が 全然違ってきちゃう。
ご家族にとっても、撮影者の私にとっても。
これが、「絶対笑顔の写真じゃなきゃダメ!」
ということだと、もうね 空気が張り詰めちゃうんです。
当日は、いい意味で、笑顔の写真がなくても いいやー
くらいの ゆるい感じでいることが大切です。
笑顔の写真じゃなくても、
真顔だって、すごく印象的な写真だったり
泣き顔だとしても とても愛おしく、何度も見ていたくなる写真は多いです。
笑顔の写真以上に「味がある」写真はあります。
例えばこんな感じで。
画一的な作り笑いをするくらいだったら、
真顔の方がその子の世界観が出てずっといい!
以前、写真の師匠が言ってたことを思い出します。
「一見、きれいな写真は目を引くけれど
直ぐに飽きてしまう。
その逆で、
一見、地味だけれど何度も何度も見ていたい写真というのがある」
という言葉。
私がいつも追っているのは、
表面上の「笑顔」ではなくって、
その子そのものの光=魅力
です。
それを、いつもいつもファインダー越しに探しています。
そのうえで、笑顔が出たらラッキー♬
くらいの気持ちで行きましょう!!
さて。当日。
私が「これやってみようか」
というと、「やだ。やらない」って速攻返ってくる(笑)
もう、これがね、めちゃくちゃキュートだったのです。
そんなやり取り。
ママパパはハラハラしてたかもしれませんが
私は秘かに「めっちゃかわいい」って思ってました。
「娘は笑ってたんですね。」
撮影後、↑の速報写真2枚をお送りしたところ
ご感想をいただきました。
しいれい様
今日は本当にありがとうございました!
速報写真めちゃくちゃいいです!!!
我が子ながらかわいいー(笑)
後ろの紅葉も綺麗だし着物とも最高に合ってるし、ポスターみたいに素敵です!娘は笑ってたんですね。しかもちゃんとカメラ目線で!
ありがとうございました!娘は着付けの時からワサワサした雰囲気に圧倒されて、終始ご機嫌斜めで、ああやっぱりなと。
きっと撮影も長〜い1時間になるんだろうなと思っていました。しかし実際始まったら案外スムーズで(あんなんでも!)私的には上出来な娘でした(笑)
これもひとえにしいれいさんが娘のペースに合わせて撮影を進めてくれたお陰だと思っています。
撮影中も、こんな言い方が合っているのか分かりませんが、しいれいさんが空気みたいで
撮られていることを殆ど意識することがありませんでした。娘に何かを強要することもなく、ちょっとした提案程度で、スタジオ撮影では絶対にありえません。
本当にしいれいさんにお願いして良かったです。
時間も1時間と短い時間でしたが娘には丁度良かったと思います。出来上がりが待ち遠しいですね。楽しみにしています!ありがとうございました。
出張カメラマンもいろいろなタイプがいるんですよー
同業のカメラマンさんのスタイルを見て、気づいたことがあります。
カメラマン本人の魅力があって、積極的に笑いに持っていく
スター性のあるカメラマン←Aタイプ
それに対し、私はその対極に位置していると思います。
お客様ご指摘のように存在を消し「空気」になってます。
完全に黒子役です。 ←Bタイプ
積極的に笑わせたり、惹きつけたり 特にしてません。
リピートでまた撮影に行ったとしても
あなた誰?って憶えられてなかったりする(笑)
そんな存在感のないカメラマンの私ですが
今まで笑顔が1枚もない撮影はありません。
厳密に言うと、お子様のタイプによってAタイプになったりBタイプになったり
カメラマン自体がキャラを切り替えて対応しているというのが正確な表現かも知れませんが・・・。
お子様との相性もあるかと思うので、カメラマン選びは
とても重要だと思います。
積極的に笑いに持って行ってほしい方は
Aタイプのカメラマンへ。
そして、しいれいフォトのBタイプが気になる方は
ご縁がありましたらうれしいです。
既に今年度の七五三を終えた方も、もう一度リベンジしてもいいんですよー。
実は毎年、そういった『七五三写真の撮り直し』ご希望のご家族はいらっしゃいます!
リベンジしましょう。
今でしか撮れない写真って、あります。
私なりの家族写真の笑顔の引き出しかた・・・
私独自のナチュラルポートレイト メソッドでお撮りしますね。