知人のお通夜へ行ってきました。
急なお知らせだったから、
全然実感が沸かなくて。
家に帰った今でも、本当に実感が全然なくて。
だって、この間一緒に撮影してたし。
つい、2ヶ月前のこと。
流し撮りがきれいに決まった写真を見せてくれて
とてもうれしそうだったな。
正直、負けた!と思った。
あの時、
「参りました。かないません」
って、ちゃんと言っておけばよかった。
写真を撮る彼は、きっと撮る側だったから
自分の写真は少ないんだろうな
ご家族へ、先日撮った彼のポートレイトを
プレゼントした。
とても喜んでくれて。
お母さんは、その写真を抱きしめてくれて。
ああ、写真ってすごいんだな。
写真そのものじゃなくって、思い出がね。
背景も、ピンもイマイチな写真だけれど
彼の愛用のカメラを片手に笑っている姿。
写真って、写真以上のものなんだ
って本当に思った。
彼は写真展に出品する志 半ばだったけれど
きっと、仲間が彼の意思をかなえてくれるでしょう。
天国で、見ていてください。
ここは、こうして欲しい
っていうことは、何とかしてテレパシー送ってね。