私がナチュラルポートレイトを撮る理由

2015/3/12の日記に加筆しています。
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今日は私がナチュラルポートレイトを撮るきっかけについて書いてみようと思います。
この写真↓を撮った2010年のできごとです。

MG_6588

 

甥っ子のお宮参りの写真を、ある写真スタジオで撮りました。
その時、赤ちゃんである甥っ子は、座位を保つために
椅子にヒモでくくりつけられた姿を見て、私は驚きました。

今となっては、写真館側の気持ちは少しわかります。
その方が、安全だし、一旦 固定さえすれば撮影は短時間に済んで
結局は、赤ちゃんの負担も少ないってこと。

はい。今となってはわかります。わかるんですけど。。。

普段、我慢強い甥っ子が、その時ばかりは泣き叫んだのです。
火がついたように。
もう、見てられなかったです。

 

甥っ子は、産まれたときからNICUで入院生活を送っていました。
だから余計に、この「身体拘束」は 恐怖だったのだと思います。

この撮影方法は、絶対間違っている!と思いました。
商品撮影じゃないんだから。

いくら綺麗に撮れたからって、
本人(0歳だから記憶はないと思うけどトラウマになる)や、
その家族がつらい思いをしてまで撮った写真ってどうなんだろう

って、思ったのです。

現にその撮影した写真は、部屋に飾ることもなく、
取り出して見ようとも思わず
本棚のどこかに入ってます・・・

 

その頃からです。

「写真は、もっとナチュラルでいい」

って思いはじめました。

 

私は、撮影者至上主義ではなく
被写体至上主義でいたい。

 

子ども達を撮る時、カメラマンである私は
自らの存在を消したいと思っています。

「こっち向いて!」
「笑って!」

っていう撮影よりも

子ども達が自由に遊んでいるところを
静かに撮影するのが好き。

 

私は出張撮影の仕事をする前はムービー撮影をやっていました。

動画撮影のカメラマンって
あまり自分の声は入れないようにしていますよね。

静止画も、そんな感じでドキュメンタリービデオのノリで撮るんです。

 

 

その作業は、

被写体の魂との会話

って言ったら大げさかもしれないけど。

 

もっと言えば、

被写体の魂との会話に集中したいから
黙って撮らせて

って感じでしょうか。

 

 

でも、それって本当に難しい。
じっくりと時間をかけなければ、できないんです。

七五三撮影などは、時間が限られているし
家族全体の集合写真も撮らなくてはいけない。

実際、カメラマン主導ではないと
納品写真として成立しない現実がある・・・

 

だから、どうしても子ども達にいろいろ
指示しちゃうこともあったりする・・・・

 

で、それに慣れちゃっている私もいる。。。

 

 

そんな中、この子の写真を見て 初心に帰ったのです。
遠い昔に撮った写真。

seeray photo ナチュラルポートレイト 原点です。

 

 

ナチュラルポートレイト_IMG_2411

 

 

じっと、待って、待って。

被写体の魂と合った時が、シャッターを切るタイミングなんだ。

 

ナチュラルポートレイト_IMG_2409

 

 

 

ナチュラルポートレイト_IMG_2498

 

 

今流行りのハイキー調のふんわり写真ではないけれど
いつまでも忘れられない写真。

カメラマン主体の撮影が続いたとしても
この原点は忘れないでいよう。

 

最近、ポージングとか指示を多用する私ですが
そんな自分への戒めとして書きました。

 

 

そして、2012年に書いたコンセプト&キャッチ。

 

 

いつもどおりの場所で、
自然光の中で
自然体のあなたを撮れたら・・・

行き着いた理想の環境は、
「出張撮影」というスタイルでした。

ストロボなし。
ポージングの指示も控えよう。

あなたがカメラを意識しないように
私は空気になりましょう。

ナチュラルポートレイト
しいれいフォト

 

 

各種プランの名称を変更いたしました。(2019/1/15)
長時間の撮影になるにつれて、ドキュメンタリー要素が多くなります。

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● 出張撮影 ショート 1時間コース
● 出張撮影ナチュラルポートレイト 2時間コース
● 出張撮影ドキュメンタリー 3時間~コース
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この写真たちが、あなたのかけがえのない宝になりますように・・・
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