アート&セミナー参加

ソールライター展(東京・渋谷)が熱い!
私だけ?ニヤニヤが止まらない・・・

 

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大学時代の友人が、ソールライター展のPRを担当しているということで
興味をもったソールライターという写真家。

 

予想外にハマってしまい、2つのイベントに参加してきました。

 

2017/4/30
ポリーヌ・ヴェルマール氏×マーギット・アーブ氏 記念講演会。

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▲ 写真中央 hilo press 鎌倉かおる氏 、ポリーヌ・ヴェルマール氏。

 

講演会にはポリーヌさんと、マギーさんという方がお話されていました。
マギーさんは1995年から18年間、彼のアシスタントをしていたそうです。

マギーさんの言葉。
「日本で、ソールライターが今ここにいたら。。。
制服
サラリーマン
渋谷
焼き鳥屋の煙
傘のダンス
を撮るのだろうな って思いました。」

みたいなことを話されていました。

そして、ソールライターが居なくなった時の喪失感が
グワン~と伝わってしまった。

残された彼の遺品を一つ一つ整理するのは
どんなにつらく、
そして心ときめく時間だったのかと想像してしまいました。
 
 

この講演会は、写真展と同じ会場での開催でした。
なので展示会終了から トークがはじまるまでは時間がかかったのですが。。。

もう、それはそれは贅沢空間でした。
マギーさん、ポリーヌさんのお話に夢中になっていただけれど
ふと我に返って俯瞰で見たら、今私が座っている場所から
ソールライターの写真が一望に見渡せたのです。

うわ。今私、ソールライターの写真に囲まれてる!
そして彼のことをリアルに知っている方の声を聞いているー。
ということに気づいて 身震いがしました。

 

お二人が掲載されている記事です↓

1.ソール・ライターを探しに ニューヨーク写真旅

 

その後 興奮冷めやらないまま、友人と飲みに行きました。

大学時代(体育会 水泳部の同期でした)は
お互い写真関係の仕事をすることなど
思ってもいなかったし、それに
写真についての会話は一度もしたことがないと思う!

本当に人生って不思議。

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タイにもお互い思い入れがあって、
行ったお店もタイ料理屋さん!
ステキな夜をありがとう!

 

そして次なるイベントにも参加!!
5/14
Have a nice PHOTO! タイアップ企画
『スマホで撮ろう!ソール・ライターのようなスナップ写真』
講師は、かくたみほさん。

実際にソールライター的な写真を撮ってみましょう
ということで、スマホ撮影の実習時間があったのです。

持ち時間は30分のみ!!!

30分じゃ無理だよ。。。
と思いましたが、案外いけるかも(笑)

以下、この日に撮ったスマホ写真です。↓

 

1.ポイントカラー
※ 偶然、赤いワンピースの女性 見つけたー

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2.ガラス越しの風景

※ 偶然、ニューヨーク的なガードマンさん見つけたー

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3.覗き見る

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4.   1/3構図

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5. 雨粒を撮る
さすがにこの日は雨が降ってなかったので
雨っぽいものを撮ってみました。

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おまけ:傘がある風景

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最後は会場に戻って、撮った写真をInstagramにアップして
みんなでシェアしました。

みなさまもぜひ、スマホで「ソールライター的な写真」撮ってみてください♬
すっごく楽しいです。
参考記事↓

4.ライターのように撮るためのPHOTO LESSON

 

 

構図について、本当に勉強になります!
ずっと売り切れ中だった図録です。

『All about Saul Leiter ソール・ライターのすべて』

 
映画も観てみました!
映像なのに、まるで絵画のよう。
このサイトからオンラインで見られます↓

 

ソールライターの魅力は、その構図や色彩感覚が有名ですが、
私は、ちょっと別のところで強烈に惹かれています。

 

ソールライター初期の人物ポートレート作品の前に立つと、
なぜかニヤニヤしてしまう自分がいました。

な、なんなの私。こわっ

と思って、もう一周回ってみました。

あれ?中盤以降の写真では そのニヤニヤ現象は起こらない!!
そしてやっぱり 入り口付近の人物写真の前に立つと ニヤニヤ。

 
そういえば
フェルメール展でもそうだったな。
感動とも違う、ニヤニヤ感(笑)

自分でもうまく説明できないのですが
何度見ても この現象が起こる!!!

一体なんなんでしょうね。

 

これから行かれる方はぜひぜひ、
ソールライターのおしゃれな構図写真とは別に
初期のポートレート写真にも注目してみてくださいね。

 

 

初期のカラー写真をまとめた写真集

 

そして、ソールライターの数々の言葉も
じっくりと味わってきてください。

スライドショーで流れていた

絵画は創り出すもの
写真は見つけるもの

という言葉も、ハッとなりました。

彼の人生そのものが
そのまま現しているかのような言葉たちの解説も必見です!

 

ソール・ライター語録

「写真家からの贈り物は、日常で見逃されている美を
時折提示することだ」
 

「神秘的なことは馴染み深い場所で起きると思っている。
なにも、世界の裏側まで行く必要はない」
 

「取るに足らない存在でいることには、
はかりしれない利点がある。」
 

「成功のためにすべて犠牲にする人もいるけれど、私はそうはしなかった。
私を愛してくれる人、私が愛する人がいるかということのほうが、
私にとって大事だ」

 

『ニューヨークが生んだ伝説 写真家 ソール・ライター展』
会期:2017/4/29 ~6/25
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム(東京・渋谷)
時間:10時~18時(金は~21時)

しいれい とは【see 見る】と【光を意味する ray】で 被写体の「光を見る」達人になりたいという想いから。ビデオグラファーの経験を生かしたドキュメンタリー撮影技法で、自然な表情を切り取るナチュラルポートレイトの提案をしています。「光=真のあなたの魅力」を写真を使ってお伝えします。

【受賞歴】
・エプソンフォトグランプリ入賞
・三渓園フォトコンテスト入賞
・Photoback for Biz Award(アルバム制作)金賞
・明治安田生命マイハピネス 8回受賞&CM採用

しいれい プロフィール詳細≫≫★
https://seerayphoto.com/about-seeray

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